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沓尾(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ今元村,昭和29年からは行橋市の大字。明治22年の戸数177・人口621,地積は田14町・畑4町・山林19町など計103町。明治25年松山神社参道に「明月や門に指しくる潮頭」の芭蕉句碑建立。松山神社は周防【すおう】灘に臨み,当時近郷の知名士の社交場でもあった。同36年沓尾海岸に現われた体長20mほどの鯨を2隻の舟で追い,モリを打ち込んで丸2日間格闘の末捕獲。3,000人を超す見物人が集まった。漁民が建てた鯨塚が沓尾漁港入口にある(行橋市史)。昭和26年全焼56戸,被災者261人を出す大火があった。同32年松山神社本殿が全焼。同35年沓尾漁港共同作業所,同40年沓尾のり人口採苗所完成。昭和45年文久沓尾地区農業道路整備事業の一環として祓川にかかる沓尾橋(全長151m)が完成。同48年沓尾漁港浚渫事業が完成。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7439853