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鉄砲小路(近世)


江戸期~明治6年の小路名柳川城下のうち鉄炮小路とも書く「柳河明証図会」に,「鷹匠小路・弓小路・鉄炮小路,土手下南にあり,組屋舗なり」とある沖端川が西流する土手にT字形に交わり,西から並ぶ鷹匠・弓・鉄砲・西覚寺の4小路は各々左右43.6mずつの堀割であり,各組の屋敷割りも同時に行われた当小路には鉄砲組の足軽・扶持人らの武士集団が居住した組屋敷がある享保年間の絵図によると,南北に走る鉄砲小路は「南ヨリ北橋迄百間三尺八寸」とある明治6年常盤町の一部となる現在の柳川市常盤町のうち




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7441708