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濃施(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ二川村,昭和6年高田村,同33年からは高田町の大字。高田村・高田町の役場所在地。明治22年の戸数84・人口475,地積は田51町・畑5町など計68町。大正5年鹿児島本線渡瀬駅が現在地へ移転。昭和初期渡瀬駅から田尻・野町を経由して瀬高駅まで堀川バスが運行されたが,自家用車の普及などにより同40年代初め廃止。昭和16年三井三池製作所渡瀬工場が機械工作所として設立,同58年企業合理化により工場閉鎖。跡地の一部は西日本プラント工業・機械センターや濃施団地となる。昭和30年の世帯数292・人口1,602。同50年有明炭鉱の出炭に伴い産業道路も整備され地内で国道208号に接する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7442407