深堀町(近代)

昭和33年~現在の長崎市の町名。1~6丁目がある。昭和35年の世帯数・人口は,1丁目225・874,2丁目149・637,3丁目284・1,234,4丁目194・841,5丁目178・775,6丁目146・727。同40年大洋造船所と合併した林兼造船所が活況を呈したが,同46~49年の造船景気をピークに以後不振。長崎外港開発計画に基づく香焼瀬戸の埋立てによって昭和43年香焼島と陸続きになり,翌年臨海工業用地が完成。同用地には三菱重工長崎造船所とその関連部門が進出した。県営住宅深堀団地,三菱アパートの建設など宅地化が進む。昭和49年末石町の一部を編入。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7449246 |