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田野原村(近世)


 江戸期の村名。阿蘇郡のうち。熊本藩領。村高は,「寛永郷帳」187石余,「正保郷帳」も同高でうち田108石余・畠78石余,「天保郷帳」190石余。はじめ馬場手永,のち北里手永に属す。明和6年当時は赤馬場村の小村とされ,文政7年の北里手永手鑑では高113石余とある(小国郷史)。「肥後国誌補遺」では馬場手永に属し,高133石余,小村に岸上・高花・星和などが見える。同書によると当村のうちとして黒川村が別記され,同地には熱湯(地獄湯)や腐湯(寒ノ地獄湯)が湧出しているとある。地内に薬師堂・菅原天満宮がある。江戸末期までに赤馬場村の一部となる。なお当村は,明治3年赤馬場村から分村し,同4年満願寺村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7452675