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家代(近代)


 明治22年~現在の諸塚村の大字名。明治24年の幅員は東西3里・南北7里,戸数276・人口1,787(男942・女845),厩276,寺院1,学校2(徴発物件一覧表)。同32年荒谷小学校,同41年に立岩小学校が開校された。地形が険しく交通が不便であったが,昭和7年日向~椎葉【しいば】間のいわゆる百万円道路(現国道327号)が,耳川沿いに開通してから,この幹線道路に出るための,各集落の道路が開削され,以後急速に面目を一新して,近代化されつつある。昭和13年に6万kwの塚原発電所が竣工する。同40年立岩線が県道となった。同46年大型製茶工場が家代地区に建設され,茶業の伸展が目立ってきた。同54年新塚原の商店街の近代化事業の町づくりが行われた。同57年台風11・13号と連続して襲われ,大災害を受ける。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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