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富土(近代)


 明治22年~現在の大字名。はじめ鵜戸村,昭和30年からは日南市の大字。明治24年の幅員は東西1里30町・南北1里,戸数78・人口455(男239・女216),厩80,小船13(徴発物件一覧表)。サボテン園が日南海岸景観の1つとして宮崎交通によって昭和12年に開発された。第2次大戦後,観光バスが本格的に復活した同26年には,字小目井の丘陵一帯に広さ約27万m[sup]2[/sup],130万本のサボテンが植えられ,南国的情緒で観光客を楽しませる一拠点となった。入江の富土海浜は同44年夏から海水浴場を開設して,青島・大堂津と並んで日本一澄んだ水として定評があり,日南海岸の憩いの場として毎年夏はにぎわっている。富土河内は戦争中に入植した人々の小集落で,同32年にようやく電灯が架設された。同55年現在は小目井31世帯・富土79世帯・富土河内37世帯の3地区からなり,人口454(男211・女243)である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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