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アンドロメダ銀河
【あんどろめだぎんが】


秋の代表的な星座,アンドロメダ座。そのアンドロメダ姫(ひめ)のわきばらのあたりにぼんやりと輝(かがや)いて見えるのがアンドロメダ銀河です。
アンドロメダ銀河は,私たちの銀河系よりもひとまわり大きく,また距離(きょり)も230万光年と宇宙の中ではとても近いところにあるため,見かけの大きさは満月のおよそ5倍もあります。双眼鏡(そうがんきょう)でも観察することができる銀河です。
私たちはアンドロメダ銀河を真横から見ているので,ななめにかたむいただ円の形に見えますが,そのつくりは銀河系と同じように渦巻き型(うずまきがた)になっている「渦巻銀河(うずまきぎんが)」で,およそ4000億個の恒星(こうせい)があると考えられています。




東京書籍
「宇宙の科学アストロジア」
JLogosID : 7505038