星の最期①
【ほしのさいご】

星の最期(小質量星の場合)
星の最期は,うまれたときの質量によって決まります。
太陽の約8倍以下の質量でうまれた星は,「白色わい星」になります。白色わい星はしだいに暗くなっていき,やがて「黒色わい星」になって見えなくなり,静かな死をむかえます。
「赤色巨星(せきしょくきょせい)」が白色わい星になるときに流れ出したガスが,まだ白色わい星をとり巻いている場合があります。これは「惑星状星雲(わくせいじょうせいうん)」と呼ばれています。
こと座のM57「リング星雲」やこぎつね座のM27「あれい状星雲」などが惑星状星雲として知られています。

![]() | 東京書籍 「宇宙の科学アストロジア」 JLogosID : 7505067 |