金ケ崎橋
【かねがさきばし】

北上川に架かる橋。県道江刺金ケ崎線が通過。金ケ崎町西根達小路(だてこうじ)と江刺市愛宕(おだき)三日町を結ぶ。橋長510m，幅員6m。鋼トラス，鋼桁橋。昭和35年完成。工事費約１億6,000万円。前舟渡の渡船場があり，大型船と普通船２艘が往来。明治17年７月に架橋運動が起こり，最初の橋は大正14年２月起工，同年９月完成。昭和22年・同23年のカスリーン・アイオン両台風で大破流失，同25年の洪水で完全に消滅。架橋促進運動により木橋完成。昭和30年６月の大豪雨で流失。現在の橋は同32年３月着工。完成までの４年間は渡しが復活。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7600677