100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

五松林橋
【ごしょうりんばし】


胆沢(いさわ)川に架かる橋。県道胆沢金ケ崎線が通過。胆沢町南都田(なつた)五松林と金ケ崎町永栄(ながさかえ)字愛宕川原を結ぶ。昭和38年着工,同40年完成。工費8,084万4,000円。ポストテンション方式PC桁P6型式。橋長276m,幅員6m。従来,仮の木橋が架けられていたが,昭和22年のカスリーン台風,同23年のアイオン台風で流失。その後,釣橋を架設したが,同25年の洪水で落橋。同30年木造トラス78mと木造土橋133mを架けた。安永年間の頃に胆沢川の渡し3か所があり,その1つが当橋付近で,永徳寺村柳原前(現金ケ崎町)と柳田村木揚(きあげ)場(現胆沢町)を結ぶ渡しであったとされている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7600701