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最上橋
【もがみばし】


最上川に架かる橋。県道中山左沢線が通過。西村山郡大江町大字左沢(あてらざわ)と寒河江(さがえ)市大字中郷を結ぶ。昭和15年竣工。鉄筋コンクリートアーチ式で,橋長97.5m・幅員5.5m。左沢地内で最上川が大きく屈曲した地点にある。明治26年8月に初めて橋長60間・幅員2.5間,私費2,464円で木橋を架設。左沢地区と中山町大字長崎を経て山形方面を結ぶ県道が通過しているため,近年交通量が増加している。かつてここに米沢藩の左沢陣屋があり,城米や青苧(あおそ)を保管する蔵があった。また橋の架設以前は左沢~中郷間を結ぶ渡しがあった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7601201