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十六橋
【じゅうろっきょう】


日橋(につぱし)川に架かる橋。会津若松市と耶麻(やま)郡猪苗代町を結ぶ。天明6年会津藩主松平容頌が16のアーチから成る石造りのめがね橋をつくったのでこの名があるという。現在の十六橋は鉄製の橋脚をもつ珍しい構造で,大正初期に完成したもの。橋の50mほど下流には,橋と並行に通称十六橋水門があり,猪苗代湖水位調節を行っている。水門と橋のたもとには,安積疏水(あさかそすい)の設計者オランダ人技師ファン・ドールンの銅像などがある。旧十六橋は戊辰戦争の激戦地の1つである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7601273