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大笹牧場
【おおささぼくじょう】


今市市北部から塩谷郡栗山村にかけての,大笹山南側の山麓緩斜面に開かれた牧場。面積約326ha。明治35年浅田徳則氏によって開かれ,第2次大戦のため閉鎖されていた牧場を昭和31年県酪農業協同組合が受け継いで,大笹原放牧場として組合員の乳牛の季節放牧のため再開させたものである。5月中旬より10月下旬まで約650頭預かり,乳牛の足腰の強化,適齢牛に対する種付けを行っている。標高1,030~1,320mの高原にあり,昭和51年には霧降高原道路が牧場まで開通し,県内外からの観光客が多く訪れる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7601544