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笠頭山
【かさがしらやま】


多久(たく)市東多久町別府(べふ)と小城(おぎ)郡小城町晴気(はるけ)との境にある山。標高350.5m。中腹以高は玄武岩類溶岩からなる。山の南西麓,同市東多久町別府向野(むかいの)には,昭和42年発見され,応急調査が実施された向野古墳群がある。同古墳は,古墳後期のもので,7基の小円墳からなり,内部はほとんど横穴式石室で,金環2個,土師器・須恵器の破片が発見された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7607424