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百貫橋
【ひゃっかんばし】


塩田(しおた)川最下流部にある橋。国道207号が通過。鹿島市北鹿島地区と杵島(きしま)郡有明町百貫を結ぶ。長さ75.6m,幅5.4m,昭和2年に架設された。百貫は塩田川の河口港で,鹿島への渡し場でもあった。当橋は幅5.4mで大型車同士の離合は,橋の手前で待ち合わせしなければならず,歩行者や自転車の通行は非常に危険であった。また,交通量の増加,大型車の通過で老朽化が進み危険な状態であるのと,河川改修で川幅が広くなるため新しい橋の建設が求められていた。昭和49年に着工し,同55年11月新百貫橋が完成した。同橋は,長さ351m,幅は2車線の車道7.25m,歩道兼自転車道3m合わせて10.25mである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7607510