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牧ノ山
【まきのやま】


西松浦郡西有田(にしありた)町と伊万里(いまり)市大川内町との境にある山。標高552.6m。山の西斜面は江戸期に牧場として利用されていた。西有田町内には,この山名をはじめ,山谷牧(やまだにまき)・新牧・大木牧(おおぎまき)・牧口など牧場の地名が残っている。これらの牧場は,元和年間佐賀藩主鍋島勝茂が中野神右衛門を奉行に命じて設けさせたものである。当山には馬ふさぎの石塁が残っている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7607525