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白浜
【しらはま】


南高来(みなみたかき)郡口之津町と加津佐町にまたがる海岸。早崎半島の西側の付け根に位置する。もとこの半島は島であったのが,砂州の発達によって陸続きになった。約800mの砂丘海岸であるが防砂林として松が植林され,白砂青松の風光明媚な海水浴場として半島内はもちろん,大牟田・玉名・熊本方面からキャンプを兼ねて訪れる人が多い。また,近くでは磯釣り等もでき,家族連れの魚釣りも楽しめる。最近は国民年金保養センターくちのつも建設され,大いに利用されている。松林の中には,キリシタン墓碑があり,この地域が16世紀中頃キリシタン文化の窓口として栄えていたことをしのばせる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7607594