安岐
【あき】
旧国名:豊後
阿岐とも記す。国東(くにさき)半島の南東部。半島の中心部である両子(ふたご)山(720.8m)から流下する両子川・朝来(あさき)川が合して安岐川となり,その形成する放射谷および両側の丘陵地帯を占める。両子山は国立公園に指定されており,同山内の両子寺は六郷山の中山本寺の1か寺(県史跡)で,富清には,江戸期の条理学者三浦梅園の旧宅(国史跡)がある。
【阿岐郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【安岐荘(古代)】 平安期~戦国期に見える荘園名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7607795 |