IT用語e-Words マイクロプロセッサ Intel 42 Celeron【セレロン】 セレロン Intel社の32ビットマイクロプロセッサのシリーズ名。1998年4月に登場したブランド名で、Pentiumシリーズよりも性能が低いかわりに価格も抑えられた、低価格パソコン向けの製品である。{LF}Celeronには、Pentiumシリーズとは違って「Celeron II」のように世代ごとにブランド名がバージョンアップしていく習慣はないため、同じ「Celeron」という名称がついた製品でも、中身は度々入れ替わっている。Celeronの名前がついた製品をプロセッサコア(プロセッサ内部で実際に処理を行なう部分のこと)によって分類すると、現在までに6種類のCeleronがリリースされたことになる。{LF}このうち、Pentium IIと同等の機能を持つ製品が2種類で、最初にリリースされたのが2次キャッシュを持たない「Covington」コアの製品(クロック周波数266MHz~300MHz)、続いてリリースされたのが128KBの2次キャッシュを持つ「Mendocino」コアの製品(クロック周波数300MHz~533MHz)である。{LF}Pentium III相当の機能を持つ製品も2種類で、CeleronとしてSSEに初めて対応し、128KBの2次キャッシュを持つ「Coppermine-128K」コアの製品(クロック周波数533MHz~1.1GHz)と、256KBの2次キャッシュを持つ「Tualatin」コアの製品(クロック周波数1GHz~1.4GHz)がリリースされた。{LF}そして、Pentium 4相当の機能を持つ製品も2種類存在し、SSE2に対応し、128KBの2次キャッシュを持つ「Willamette-128K」コアの製品(クロック周波数1.7GHz~1.9GHz)がまずリリースされ、Willametteコアと機能は同じだが高速で動作する「Northwood-128K」コアの製品(クロック周波数2GHz~)がリリースされている。◆関連用語Intel;32ビットマイクロプロセッサ;Pentium;パソコン;バージョンアップ;プロセッサコア;リリース;Pentium II;2次キャッシュ;Covington;コア;クロック周波数;Mendocino;Pentium III;SSE;Coppermine-128K;Tualatin;Pentium 4;SSE2 インセプト「IT用語e-Words」JLogosID : 7790186