拡張子
【かくちょうし】

extension
ファイル名のうち、「.」(ピリオド)で区切られた一番右側の部分。例えば、ファイル名が「e-words.txt」ならば「txt」が拡張子である。{LF}拡張子は、そのファイルの種類を示す3~4文字の文字列で、主にMS-DOSやWindows、OS/2、UNIXなどのOSで利用される。現在普及しているほとんどのOSは拡張子を何文字でも設定できるが、MS-DOSでは拡張子は3文字までという制約があったため、その流れを汲むWindowsでは拡張子を3文字以内にする習慣がある。拡張子には、OSが規定するもののほか、アプリケーションソフトが独自に定めるもの、慣習としてOSやアプリケーションソフトに関わらず広く利用されるものがある。{LF}MS-DOSやWindowsでは「exe」や「com」は実行可能形式をあらわす拡張子である。Microsoft Excelで作成したファイルには「xls」という拡張子がつくが、これはExcel独自のファイル形式であることを示す拡張子である。テキストファイルをあらわす「txt」やJPEG画像をあらわす「jpg」などは慣習として広く受け入れられた拡張子であり、ほとんどのアプリケーションソフトで同じ意味を持つ。{LF}Windowsなど主要なOSでは拡張子とアプリケーションソフトを対応づけることができ、ファイルのアイコンをダブルクリックするだけで対応づけられたアプリケーションソフトを起動することができる。
◆関連用語
ファイル;MS-DOS;Windows;OS/2;UNIX;OS;アプリケーションソフト;Microsoft Excel;テキストファイル;JPEG;アイコン;ダブルクリック;起動

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