CASレイテンシ
【キャスレイテンシ】
Column Address Strobe latency/CAS latency/CL/CASレイテンシー
パソコンのメインメモリに使われるSDRAMの性能指標の一つ。メモリには半導体記憶素子が格子状に並んでおり、データの読み書きを行なう際には、対象となる素子の行(row)と列(column)を指定する必要がある。列を指定する信号をCAS(column address strobe)信号というが、この信号が発行されてから、実際にデータの読み書きが行われるまでにかかる遅延時間のことをCASレイテンシという。時間の単位は、コンピュータ内の各回路の同期に使われるクロック信号の発行回数(クロック数)が使われる。メモリの仕様表に「CL=2」「CL=3」などの表記があるが、これはCASレイテンシがそれぞれ2クロック、3クロックかかることを示している。一般にこの値が小さいほど動作速度が速い。
◆関連用語
パソコン;メインメモリ;SDRAM;メモリ;データ;コンピュータ;同期
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