RC5
【アールシーファイブ】
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Ron’s Code 5/Rivest’s Cipher 5
Ron Rivest氏によって開発された秘密鍵暗号方式。RC2の後継にあたり、暗号化するブロックの単位あたりの長さや鍵の長さなどが比較的自由に設定できる。{LF}元々は研究用の暗号方式だったため、非常にシンプルな実装となっており、詳細な仕様も公開されている。このため、計算能力が高くないコンピュータでも利用することが可能で、非常に広く使われている。{LF}また、RSA Security社によって暗号解読コンテストが開催され、distributed.netという分散コンピューティングプロジェクトが数万台のコンピュータを半年以上稼動させてようやく解読に成功したことで話題となったのもRC5である。{LF}このとき使われたのは鍵の長さが56ビットの「RC5-56」と呼ばれている暗号方式である(その後鍵長64ビットの「RC5-64」も同じくdistributed.netが実に5年がかりで解読に成功した)。RC5の弱点を分析し、修正を加えたものに「RC6」方式がある。
◆関連用語
RC2;暗号化;ブロック;実装;コンピュータ;distributed.net;ビット;RC6
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![]() | インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7791803 |