SpeedStep
【スピードステップ】

IST/Geyserville;スピードステップ;インテルSpeedStepテクノロジ/スピード・ステップ;ガイザービル

Intel社のMobile Pentium IIIから搭載された省電力機能。開発コードネームは「Geyserville」。{LF}ACアダプタから電源が提供されている時は高電圧・高クロックで動作し、バッテリ動作に切り替わると電圧・クロックを低下させ、動作時間を延長する。{LF}バッテリ駆動モードではAC駆動モードのおよそ8割程度の電圧・クロックで動作し、消費電力はおよそ半分に節減される。{LF}また、Windows用ユーティリティを用いて、強制的に特定の動作モードを指定することも可能。{LF}類似の技術として、Transmeta社のCrusoeが搭載しているLongRun技術があるが、LongRun技術は負荷に応じてクロックを変更するのに対して、SpeedStepは供給電源によってクロックを変更している。{LF}SpeedStepは2種類の動作モードを実装し、初期バージョンはAC電源の有無によってどちらのモードを使用するか切り分けているだけだが、Mobile Pentium III-M以降のマイクロプロセッサに搭載されている改良版(Enhanced SpeedStep)では、負荷に応じて動作モードを変更する機能が追加された。
◆関連用語
Intel;Mobile Pentium III;ACアダプタ;Windows;Crusoe;LongRun;実装;バージョン;Mobile Pentium III-M;マイクロプロセッサ

インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7792197