リードアウト
【リードアウト】

lead-out/リード・アウト
CDのデータ群の単位である「セッション」の末尾に存在する、各セッションの終端を示す領域。ただ終了を表すだけなので、リードインと違って基本的に何の情報も含まれていない。{LF}音楽CDの規格である「Red Book」で最初に規定されたもので、CD-ROMの規格である「Yellow Book」やCD-Rの規格である「Orange Book」にも受け継がれている。{LF}CDに記録されたデータはセッションという単位で管理されるが、その両端は必ずリードインとリードアウトという領域によって挟まれていなければならない。{LF}音楽CDは基本的に1枚のCDに1セッションしか含まれていないのでリードアウトも1つしか必要としないが、CD-Rは普通1回の書き込みを1セッションとして管理するので、データを追加して書き込む度に1つずつリードイン・リードアウト領域を作る必要がある。{LF}リードイン・リードアウトは合わせて14MB弱程度の容量で、何度もデータを追記したCD-Rは本来の容量より少なく感じられるのはこれが原因である。
◆関連用語
CD;データ;セッション;リードイン;音楽CD;Red Book;CD-ROM;Yellow Book;CD-R;Orange Book

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