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Palomino
【パロミノ】


パロミノ

AMD社が開発したプロセッサコアの開発コードで、同社のマイクロプロセッサAthlon XP」「Athlon MP」「Mobile Athlon 4」に採用されている。{LF}Palominoアーキテクチャの世代でいうとThunderbirdと同じ第7世代に相当し、基本的に従来のコアを改良したものとなっている。{LF}製造プロセスは1世代前の「Thunderbird」コアと同じ0.18μmで、FSBクロックは266MHz。128KBの一次キャッシュと256KBの二次キャッシュを内蔵している。{LF}Palominoでは、必要なデータを予測してメモリからキャッシュに読み出しておく「プリフェッチ機能」などを含む「QuantiSpeed」技術によってクロック数当たりの処理速度が向上しており、従来のクロック表記を止めてモデルナンバー制という新しい表記法を採用した。{LF}また、3DNow! Professionalの実装、消費電力削減などの機能強化も行われている。Thunderbirdプロセッサで有名だった高熱化も幾分軽減されたが、高クロック化に伴って消費電力はThunderbirdと同等レベルに戻った。{LF}Palominoの後継にあたるプロセッサコアは0.13μmプロセスを採用した「Thoroughbred」で、ブランド名はPalominoと同じくAthlon XP/MPなどを使用する。
◆関連用語
AMD;プロセッサコア;コード;マイクロプロセッサ;Athlon XP;Athlon MP;Mobile Athlon 4;アーキテクチャ;Thunderbird;コア;プロセス;FSB;キャッシュ;データ;メモリ;QuantiSpeed;モデルナンバー;3DNow! Professional;実装;Thoroughbred;MP




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