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Itanium 2
【アイテニアムツー】


Intel社の「Itanium」プロセッサの後継となる、第2世代64ビットマイクロプロセッサ。2002年5月に発表されたハイエンドサーバワークステーション向け製品で、開発時のコードネームは「McKinley」。{LF}初代Itaniumに続きIA-64アーキテクチャをベースとした製品で、Itanium用に作成されたOSやアプリケーションソフトはそのまま動作するほか、IA-32ベースのアプリケーションソフトも動作させることができる。{LF}性能面では最大3MBの3次キャッシュプロセッサコアに統合し、1次キャッシュ(32KB)や2次キャッシュ(256KB)へのアクセス時間も短縮されたほか、パイプラインが最も短い場合で8段と非常に短くなっており、1クロックあたりの性能は非常に高くなっている。同時命令発行数も11と多くなっており、この点でもクロックあたり性能の向上が図られている。{LF}クロック周波数は900MHz~1GHzとなっており、Itaniumの800MHzと比較して25%程度の上昇に留まっているが、性能ベースではItanium 2Itaniumの50%~100%増しの処理能力を持つとされている。
◆関連用語
Intel;Itanium;64ビットマイクロプロセッサ;McKinley;IA-64;アーキテクチャ;OS;アプリケーションソフト;IA-32;キャッシュ;プロセッサコア;1次キャッシュ;2次キャッシュ;アクセス;パイプライン;クロック周波数




インセプト
「IT用語e-Words」
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