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FDD
【エフディーディー】


Frequency Division Duplex/周波数分割複信{しゅうはすうぶんかつふくしん}

無線通信などで同時送受信(デュプレックス通信)を実現する方式の一つで、通信経路の周波数帯を半分に分割して、送信と受信を同時に行なう手法。{LF}携帯電話基地局と端末の通信などは同時に双方向に行なえなければならないが、同一の周波数で同時に両方向に通信することはできない。FDDでは使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時送受信を実現している。単方向に使う場合に比べ帯域は制限される。{LF}これに対し、一つの周波数帯を時間軸で細かく分割して送信と受信を高速に切り替えて同時送受信を行なう方式はTDD(Time Division Duplex:時分割複信)という。第三世代(3G)携帯電話の規格IMT-2000では、W-CDMACDMA2000FDDを、TD-CDMATD-SCDMATDDを用いる。
◆関連用語
デュプレックス;携帯電話;基地局;端末;周波数帯域;帯域;TDD;3G;IMT-2000;W-CDMA;CDMA2000;TD-CDMA;TD-SCDMA




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