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XPath
【エックスパス】


Xパス

XML文書の中の特定の要素を指し示す記述方法を定めた規格。W3Cが勧告した標準仕様で、XSLTXPointerで使われる位置指定の記述方式を独立させたもの。{LF}ハイパーリンクなどに使われる人為的に付加されたアンカーによる指定とは異なり、XMLデータを表す木構造をたどって文書内のあらゆる要素や属性にアクセスする手段を提供する。{LF}基本的な記述の仕方はUNIXファイルシステムに似ていて、文書木構造の頂点となるルートノードを「/」であらわし、以下、「/」で区切って要素をたどっていく。a要素の中のbという値を参照するには「/a/b」と記述する。{LF}ノードデータ型やノードの種類、名前空間(XML namespace)の扱いなどについても規定があり、これらを使用して条件式や演算などを含んだ複雑な位置指定を行なうこともできる。
◆関連用語
XML;W3C;XSLT;XPointer;ハイパーリンク;データ;木構造;属性;アクセス;UNIX;ファイルシステム;ノード;条件式




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「IT用語e-Words」
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