Pentium D
【ペンティアムディー】

ペンティアムD/PentiumD

2005年5月に発表されたIntel社の32ビットマイクロプロセッサ。1つのチップにプロセッサコアが2つ内蔵された「デュアルコア」構造になっており、従来のプロセッサの2倍近い性能を発揮する。{LF}Pentium 4の後継となるデスクトップ向けのメインストリーム製品で、64ビット拡張機能の「EM64T」やメモリ保護機能の「NXビット」に対応する。一部の製品では電力制御技術の「Enhanced SpeedStep」も内蔵されている。Hyper-Threadingには対応せず、それぞれのコアが一つのプロセッサとして動作する。コアごとに1MBのL2キャッシュを内蔵する。システムバス(FSB)は800MHz。性能表記には同社独自の「モデルナンバー」が使われる。当初発表された製品は「840」「830」「820」の3種類で、それぞれ実クロックは3.2GHz、3.0GHz、2.8GHzで動作する。
◆関連用語
Intel;32ビットマイクロプロセッサ;チップ;プロセッサコア;デュアルコア;Pentium 4;デスクトップ;ビット;EM64T;メモリ;NXビット;SpeedStep;Hyper-Threading;コア;L2キャッシュ;FSB;モデルナンバー

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