RAID 6
【レイドシックス】
Redundant Arrays of Inexpensive Disks 6/RAID6;RAID-6
多数のハードディスクにデータを分散して並列に書き込むことにより耐障害性を高めるRAID技術のレベルの一つ。1つのデータブロックを書き込む際にパリティと呼ばれる誤り訂正符号を2つ生成し、データとともに分散して書き込む方式。{LF}RAID-5ではパリティが1つなので同時に2台が故障するとデータを復旧することが不可能になるが、RAID-6では異なるパリティを2つ取って両方記録するため、同時に2台が故障してもデータを復旧できる。ただし、パリティのために割く記憶容量がRAID-5の2倍になってしまい、記録時にパリティ生成のための時間も余計にかかり書き込み速度が低下する。ごく短時間のうちに立て続けに故障しない限り(そのような現象が起きる確率は極めて低い)RAID-5とホットスペアの組み合わせで対応できるため、あまり普及していない。
◆関連用語
ハードディスク;データ;RAID;パリティ;誤り訂正符号;ホットスペア
| インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7795054 |