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CMM
【シーエムエム】


Color Management Module

OSや画像処理ソフトの持つ色管理システムに組み込む色変換エンジン。再現できる色の領域の異なる機器の間で画像データをやり取りする際に、できるだけ変色を防ぐため適切な色に変換する機能を持っている。{LF}ディスプレイプリンタ、イメージスキャナなど画像を扱う入出力機器は、機器の種類や機種によって異なる発色特性を持ち、再現できる色領域も様々である。このため、ディスプレイで見た画像データをそのままプリンタで印刷すると異なる色になってしまい、想定した仕上がりが得られないことがある。これを防ぐため、CMMは機器間の色の違いに応じて入出力時に色を変換し、再現性を高めてくれる。多くの色管理システムデフォルトで利用できるCMMを内蔵しておりユーザがその存在を意識することは少ないが、別途サードパーティ製のCMMを組み込んで利用することもある。
◆関連用語
OS;色管理システム;エンジン;データ;ディスプレイ;プリンタ;イメージスキャナ;デフォルト;ユーザ;サードパーティ




インセプト
「IT用語e-Words」
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