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コミットチャージ
【コミットチャージ】


commit charge/コミット・チャージ

動作中のプログラムが必要としているメモリ量の合計。物理メモリ仮想メモリを含めた、メモリ割り当て量の合計になる。Windowsではタスクマネージャによってコミットチャージを確認することができ、「合計」の項目は現在のコミットチャージを、「制限値」は物理メモリ仮想メモリを合わせたコミットチャージの上限を、「最大値」はOSを起動してから現在までにおける、コミットチャージの最大値の記録をあらわしている。{LF}同時に実行するプログラムが多いほど、コミットチャージは多くなる。コミットチャージが物理メモリ量よりも多い場合は、スワップが起き、プログラムの動作や、プログラムの切り替えなどが遅くなる。OSの起動後、日常的な動作をひと通り行なったあとで、コミットチャージの最大値と物理メモリ量を比較することで、物理メモリ量が十分かどうかを判断することができる。{LF}コミットチャージの最大値が物理メモリ量に比べて大きく、プログラムの動作が遅いと感じる場合には、物理メモリの不足が原因の可能性がある。また、コミットチャージがの最大値が物理メモリ量よりも少ない時に、プログラムの動作が遅いと感じる場合には、物理メモリ以外(CPUの性能など)が原因の可能性がある。
◆関連用語
プログラム;メモリ;仮想メモリ;Windows;タスクマネージャ;OS;起動;スワップ;CPU




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「IT用語e-Words」
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