UMLツール
【ユーエムエルツール】

UML tool

モデリング言語であるUMLを使用してシステムのモデル化を行い、図として描くためのソフトウェア。主にソフトウェア開発の現場において、ソフトウェアの設計図を描く目的で使用されるものである。UMLツールを用いることで、ソフトウェアの構造や振る舞い、ソフトウェアに必要な機能などを分かりやすくモデル化して表記した図をGUI上で簡単に描くことができる。{LF}UMLツールでは、UMLにおいて定義されているユースケース図、クラス図、シーケンス図、状態遷移図(ステートチャート図)などの図を、UMLが定める表記法にしたがって描くことができる。また、図からある程度のソースコードの雛形を自動生成する機能や、逆にソースコードからクラス図など一部の図を自動生成する機能を持ったものもある。また、シーケンス図からクラス図の雛形を自動生成するといったように、ある程度図の間での相互変換が行えるものもある。{LF}UMLツールの代表的なものとしては、IBM社のRationalシリーズや、ChangeVision社が提供し一部無償で利用できるJUDEシリーズ、Eclipseのプラグインとして動作するEclipseUMLなどがある。
◆関連用語
モデリング;UML;システム;ソフトウェア;GUI;クラス;シーケンス;ソースコード;IBM;Eclipse;プラグイン

インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7795627