IrSimple
【アイアールシンプル】

赤外線を利用して近距離の無線データ通信を行なうための規格。NTTドコモ、シャープ、ITXイー・グローバレッジ(現イーグローバレッジ)、早稲田大学が共同開発したもので、2005年8月に業界団体IrDAによって標準化された。{LF}IrSimpleは従来のIrDA標準を高速化したもので、ハードウェアは同じものが使用できる。IrSimple-4Mでは最高4Mbpsでの通信が可能。通信手順(プロトコル)を効率化することにより、特に大きなサイズのデータのやり取りで高い転送効率を実現している。古いIrDA規格の機器でも、ソフトウェアを入れ替えることでIrSimpleを利用できるようになる場合もある。
◆関連用語
データ;NTTドコモ;IrDA;ハードウェア;通信手順;プロトコル;ソフトウェア

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