PRAM
【ピーラム】

Phase Change RAM/相変化メモリ{そうへんかメモリ}

データの消去・書き込みを自由に行なうことができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリ(不揮発メモリ)の一種。ある種の物質は温度変化のさせ方により結晶相とアモルファス相を高速に切り替えることができ、両者の状態の違いをデータの記憶に利用する。{LF}PRAMは不揮発メモリとして広く利用されているフラッシュメモリに比べ、書き込みが高速で書き換え寿命が長いという特徴がある。現在はコスト面などがネックになりあまり利用が広がっていないが、フラッシュメモリをハードディスクのような外部記憶装置として使うSSDのような用途や、DRAMの代わりにコンピュータのメインメモリに利用して不揮発のメインメモリを実現するといった用途が期待されている。
◆関連用語
データ;半導体;メモリ;不揮発メモリ;フラッシュメモリ;ハードディスク;外部記憶装置;SSD;DRAM;コンピュータ;メインメモリ

インセプト 「IT用語e-Words」 JLogosID : 7796211