100辞書・辞典一括検索

JLogos

66

ギャラ芯
【ぎゃらしん】


ギャラ芯

第四胃=ギアラの上部、肉が厚く脂肪が多い部分。ギアラに比べて脂肪はいっそう豊かだ。味が濃いため煮込みなどにも使われるが、肉質の甘さにはクセがなく、上品といっていいほど。しっかり焼いて、ある程度脂を落としながら食べるのがギャラ芯の通。上質の脂肪をたっぷり含んで、噛むほどに肉汁が口の中にあふれてくる。

終戦後、米軍基地などで働いていた人たちが、報酬(ギャラ)として牛の内臓肉を受け取っていたことから、いつか牛の第四胃をギアラと称するようになったという。




東京書籍
「焼肉手帳」
JLogosID : 8015044