喫茶手帳 コーヒー 43 マンデリン【まんでりん】 ★インドネシアが生産するコーヒーは、ロブスタ種が9割を占めます。アラビカ種は、主にスマトラ島、スラウェシ島、ジャワ島の高地でのみ栽培され、その量は全体の1割程度しかありません。その貴重なアラビカ種の一つ、マンデリンは、スマトラ島の高地で生産される良質なコーヒーで、強い苦みとコク、独特の芳醇な香りが特長です。ブルーマウンテンが登場するまでは、世界一ともいわれていました。先住民族のマンデリン族に由来する名前は日本独自の呼称で、一般的には「スマトラ」と呼びます。 東京書籍「喫茶手帳」JLogosID : 8504022