喫茶手帳 コーヒー 66 インド【いんど】 ★茶(紅茶)の生産で有名なインドは、コーヒーの生産も古く、大航海時代には同国産コーヒーが「モンスーンコーヒー」の名でヨーロッパの貴族たちに珍重されたといわれます。主産地は、茶が北部の高地であるのに対して、コーヒーはカルナタカ、ケララ、タミルナドの南部3州で、アラビカ種もロブスタ種もほぼ同量生産しています。上写真は良質なアラビカ種で、インドらしいスパイシーな香りと苦みが特長です。ちなみに本場インドの飲み方は、豆は浅煎り、ミルクと砂糖はたっぷりのチャイに似たスタイルです。 東京書籍「喫茶手帳」JLogosID : 8504027