BIS規制
【びすきせい】
BIS Regulation
国際業務を行う銀行に対しての自己資本比率に関する規制のことをいう。BISは国際決済銀行(Bank for International Settlements)の略称であり、金融システムの安定化および金融機関の健全経営を目的とするものである。国際業務を行う銀行は8%以上の自己資本比率(分母は自己資本、分子は各資産にリスクに応じた係数を乗じたもの)を保持しなければならないとする規制である。BIS規制自体に国際的な法的拘束力はないが、管理監督は各国の規制当局(日本は金融庁)に委ねられている。日本では銀行業法や金融庁の告示等で規制されている。2006年末に大幅な変更が行われており、変更後の規制は新BIS規制と呼ばれている。
【参照キーワード】
→新BIS規制
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517532 |