枯渇資産
【こかつしさん】
Wasting Asset
減耗資産ともいう。鉄鉱石・石油のような埋蔵資源、土砂・山林のような採取資源のように、採掘や伐採によって価値が減耗していく天然資源に関する資産の総称をいう。一般的な固定資産と違い、長期間の使用や所有を目的として取得されるのではなく、採掘や伐採を通じて販売資産に転化させることを目的として取得される。したがって一般的な固定資産のように、償却後は同種同一の固定資産によって取換えることができない。枯渇資産の償却は、その採掘量や採取量に応じて行われ、減耗償却といわれる。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517810 |