DCF法
【でぃーしーえふほう】
Discounted Cash Flow Method
対象資産の価値を当該資産から将来回収が見込めるキャッシュフローの割引現在価値(割引将来キャッシュフロー)で評価する方法をいう。ディスカウントキャッシュフロー法を利用することで異なる時点で発生するキャッシュフローを比較することが可能となる。将来のキャッシュフローに基づいた評価方法であるため、理論的には優れているが、将来キャッシュフローの見積もりおよび割引率の選定に主観が伴うという短所がある。主に固定資産の減損会計における使用価値の算定、貸倒引当金算定時のキャッシュフロー見積法の算定や、買収時の企業価値評価に収益還元価値法を利用する。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518086 |