DDL(データ・ダウン・ロード)技法
【でぃーでぃーえるぎほう;でーただうんろーどぎほう】
コンピューターを利用した監査を実施する際、被監査会社のシステムから監査対象データを電子記録のまま監査人自ら入手し、監査人のパソコンなどを用いて、合計調べ、抽出、分析などの必要な監査手続を実施する方法をいう。手作業で実施する監査手続に比べ、処理できる件数が多いというメリットがあるが、被監査会社から入手したデータが正しいか、必要な情報を網羅したものかどうかを確かめることが必要となる。
監査人がパソコンを利用することが一般的となり、表計算ソフトやデータベースソフトが充実した環境となったことから、DDL監査技法がコンピューター利用監査技法の主流となっている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」 JLogosID : 8520018 |