IT環境への対応
【あいてぃーかんきょうへのたいおう】
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内部統制の基本的要素である「ITへの対応」を構成する概念であり、ITの利用や統制の構築の前提として、組織を取り巻くIT環境を理解し、どのようにITを利用していくべきかを決定することである。
IT環境とは、たとえば、(1) 社会および市場におけるITの浸透度 、(2) 組織が行う取引等におけるITの利用状況、(3) 組織が選択的に依拠している一連の情報システムの状況(情報システムに依拠しているかどうか、依拠している場合にどのような情報システムに依拠しているか)、(4) ITを利用した情報システムの安定度、(5) 外部委託の状況 などをいう。
会社は、このIT環境を理解したうえで、それに対応するITの導入計画や組織内の管理方針等を策定することになる。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」 JLogosID : 8520041 |