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サンプリングリスク
【さんぷりんぐりすく】


sampling risk

 サンプリングによる試査において、監査人がサンプルを抽出することを原因として生じるリスクをいい、抽出したサンプルが母集団全体の特性を正確に反映しないために、監査人が母集団に対する誤った結論を形成するリスクをいう。サンプリングによる試査において監査人は、サンプルの抽出を行うため、母集団に存在するすべての項目に対して監査手続を実施するわけではない。したがって、抽出したサンプルに対して監査手続を実施した結果推定された母集団全体に関する結論と、母集団のすべての項目に対して監査手続を実施した結果導き出された結論の間には差異が生じる可能性がある。このためサンプリングリスクが生じる。

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「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」
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