第三者割当増資
【だいさんしゃわりあてぞうし】

allocation of new shares to third party
会社が新株を発行して資金調達を行う際に用いる手法のひとつであり、特定の第三者に対して株式を発行して資金調達を行う方法である。増資の手法として他に、公募増資と株主割当増資による方法がある。
第三者割当増資は未上場会社の資金調達手段として用いられることが多く、上場会社においては資本提携や事業支援・会社再建のために資金調達を必要とする場合や近年では買収防衛策の手段として用いられることが多い。
第三者割当増資は取締役会決議によって発行可能であるが、「特に有利な価格」で発行(有利発行)する場合は既存の株主にとって経済的に不利なこととなるため、株主総会における特別決議が必要となる。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」 JLogosID : 8521331 |