ノンサンプリングリスク
【のんさんぷりんぐりすく】

non-sampling risk
サンプリングによる試査においては、母集団からその全項目を抽出するわけではないため、サンプルの抽出に起因して、全数抽出とは結論が異なるサンプリングリスクが生じる。このサンプリングリスク以外のリスク、すなわち抽出行為に起因しないリスクをノンサンプリングリスクという。
ノンサンプリングリスクは、監査要点との関連性のない母集団を誤って設定してしまったことにより監査上の目的を達成できない場合や、誤りとして検出すべきものを明確にせずにサンプル抽出を行ったために適切に誤りを発見できない場合、監査人が職業的専門家としての正当な注意を欠いて手続を実施してしまったことにより誤りを検出できない場合などにより生じる。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 会計・監査」 JLogosID : 8521669 |