SPC(Special Purpose Company、特別目的会社)
【えすぴーしー;とくべつもくてきがいしゃ】
SPC/Special Purpose Company
SPV(Special Purpose Vehicle)の一形態で、不動産の証券化で最も一般的に使われているもの。オリジネーター(証券化の対象となる資産の当初所有者)から原資産を譲り受けて、そのキャッシュフローを基に証券を発行するなど、限定された目的のために設立された会社で、特別目的会社と訳される。会社を証券化のSPCとして機能させるために、①会社の目的を定款・契約などで明記することにより限定し、これらが将来変更されないよう配慮することで、負担するリスクを限定すること、②オリジネーターの倒産などの影響を受けないようにすること、③二重課税を回避すること―などの工夫がなされている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524348 |