耐震補強
【たいしんほきょう】

既存の建物の耐震性能を高めるために行う対策のこと。耐震診断などにより建物が十分な耐震性を有していないと判断された場合や、耐震設計基準の変更などに伴い、建物の耐震性を高める必要が生じた時に行われる。①RC柱の断面の拡張や壁の増設など建物の強度を高める強度向上型、②RC柱に鋼板や炭素繊維シートなどを巻く工法など建物の変形性能を高めて粘り強さ(靭(じん)性)を向上させる靭(じん)性向上型が用いられている。ほかにも制震(制振)構造・免震構造を導入する方法などがある。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524584 |