免震構造
【めんしんこうぞう】

建物の下部と基礎との間に積層ゴムなどの柔らかい水平パネルやすべり材などの免震装置を用いた構造。構造物全体の水平周期を延ばして地震動の作用を弱め、同時にダンパーでエネルギー吸収を図る。免震装置には構造物の支持性能、変形性能、復元性能および減衰性能(ダンパー)が必要で、単体でこれらを満たす装置以外では組み合わせて用いる。地震時に建物の受ける揺れの強さが通常の耐震構造の3分の1~10分の1程度に低減するといわれている。
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![]() | 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524602 |